Blog型メモ帳 Ver.2019.08.20

ダラダラとそこはかとなく。Webメモ帳。日記。内容無し駄文。Wired思考アーカイブ。(1999/1/7~)

インピーダンスと抵抗の違い

今までインピーダンスと抵抗の関係についていろいろ調べてきたが、いまいちな自分にもやっと判りやすいページがあった。
インピーダンスと抵抗について】
http://home.s00.itscom.net/large/ELEC/orm/index.html


【以下引用】
ところで電気には直流と交流があります。直流は電池のようにプラスとマイナスがいつも決まっていて変化しないものを言います。しかし、交流は電圧が変化をして時間と共にプラスとマイナスが入れ替わる動作を繰り返しているものを言います。
そしてプラスとマイナスが1秒間にどの位の早さで入れ替わるかを表すのが周波数です。単位はHz(ヘルツ)で表されます。家庭のコンセントで使用する電気は電圧が100Vの交流ですが、これは1秒間に50回(関東)又は60回(関西)プラスとマイナスが入れ替わります。だから家庭用AC電源の周波数は50ヘルツ又は60ヘルツです。

 抵抗器は原則的に交流にも直流にも同じ抵抗値を持ちます。ところがコイル(導線をぐるぐる巻いたもの)は直流には抵抗値を持たなくて、交流に対しては持ちます。そしてコイルの抵抗値は周波数が高い方が大きくなります。
またコンデンサというものもあって、これには直流は流れませんが(つまり直流には無限大の抵抗値を持つ)、交流は流れます。そして交流の周波数が高いほど抵抗値は低い値になります。


 電気回路ではコイルやコンデンサの様に「周波数によって異なる、或いは異なるかもしれない抵抗値」を持つ、或いは電流によって仕事が行われるなどの動作で電流が変化する、つまり電流が条件や環境変化の影響を受けるような場合にインピーダンスという言葉が多く使われます。
従って、コイル成分をかなり持っている上に、エネルギーを音として放出する動作が電流の流れ具合に影響するスピーカーやイヤホン等はインピーダンスで表示されます。そして、スピーカーやイヤホンのインピーダンスは周波数の違いで異なるので「400Hzにおいて8Ω」の様に条件と共に表示されることが多いのです。
単に抵抗という表現の場合はたいてい直流における抵抗値であり、たとえ交流では異なる値を持つとしてもそのことにあまり意味がないのが普通です。しかし、交流抵抗という言葉も無い訳ではありません。