Blog型メモ帳 Ver.2019.08.20

ダラダラとそこはかとなく。Webメモ帳。日記。内容無し駄文。Wired思考アーカイブ。(1999/1/7~)

ガサラキ

No.11
題名:ガサラキ(GASARAKI)(全25話)
公開:1998年
ジャンル:ミリタリーSF(オカルト入り)
評価点:95/100
感想:荒い息遣いと地味な戦闘と近未来感。全24話構成。
高橋 良輔監督

今のロボット物といえば白赤黄色のワンメイク機に主人公が乗って叫び会話しながら銃を投げ捨て丈夫なロボ拳で殴りつけ敵の美男美女の乗るロボットをを一人で倒し、敵味方の美少女にたちにモテまくる、そして世界を救う。という偏見がありますが、ガサラキのロボットは好きです。何がいいってまず色が地味、実験機だけど量産機とさほど変わらない、武装が貧弱、装甲も貧弱、それほど大きくない、戦車戦闘機武装ヘリに負ける(市街戦ではまた別だけど)、まさに歩く棺桶、など主人公機ですら雑魚扱いで別にこの物語ってロボいら無くない?と思える西田さんクーデターものなのでした。
内容は暗いし地味だしよくもまあこんなのを日曜朝九時に放送しようと思ったのか。そもそもよく企画が通ったな、と思うわけだけれど、当時はオリジナルアニメを結構な数作っていていたので要するに金があったんだろうと。今じゃこんな売れそうもないアニメ作れないだろう。個人的には大好きですが。同時期にガングリフォンという今はなきゲームアーツ(会社はあるけど)が今はなきセガ・エンタープライゼス(会社はあるけど)のセガサターンで出してたゲームと似たような世界観、兵器郡。世間からズレているであろう中二心(かかったかな?と思ったら)にどストライクだった。

こんなアニメもう一回作ってくれないかな、高橋良輔監督。