Blog型メモ帳 Ver.2019.08.20

ダラダラとそこはかとなく。Webメモ帳。日記。内容無し駄文。Wired思考アーカイブ。(1999/1/7~)

ジーンシャフト Geneshaft

No.8
公開:2001年
ジャンル:SFアニメ
評価点:95/100
感想:世界観、キャラクター、雰囲気が好き。高崎晃のギターがかっこいい。5回以上は観てる。

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 何故かすごく好きな作品なのだが、普通の人には全くウケないようでマイナーアニメ。昔のWOWOWの無料アニメ枠は特に視聴者が少ないから仕方がないのか。あと、あまり説明もなくオベラスとかイモータルとかレジスタとか言われてもたぶんすぐに分からなくなる。画面も暗いし、音楽も個人的にはすごく好きだけど合わない人にはうるさいだけだろうし、なんか残念な作品かな、好きだけど。

 内容は2001年宇宙の旅、星を継ぐもの、リングワールドなどを混ぜて、遺伝子管理社会のある美少女アニメに仕上げた感じ?各話のタイトルも歌う船とか宇宙のランデブーとか有名SF小説から取ってきている。しかも内容が火星と木星間にあるアストラルベルトにあった惑星(ミネルヴァ)の住人のガニメデの巨人(ガニメディアン)が地球の生命を不要なものと判断し、リング(モノリス)を使って人類を滅ぼそうとする(3001年終局の旅)、それを阻止するために向かう場所はエウロパ2001年宇宙の旅/映画版)である。カッコ内は元ネタです。こうやって考えると、なんか・・・ある意味すごいな。放送当時は元ネタの小説を全部読んでいたわけではなかったけど、16年後に色々読んでから観直すと色々みえてくるものがある。遺伝子管理社会の美少女ものの元ネタは何だろ、管理社会の元ネタは星の数ほどあるけど、美少女との組み合わせなら星界の紋章あたりかな?

 キャラクター人気はたぶんベアトリーチェ一択なんだろうけど、ソフィアとかいいじゃん。他にも人形を介して喋る変人ドルチェ・サイトウとか。ドルチェのセリフの「働くのよ、火のように働くのよ」は「死んでから休めばいい」とか「出来ませんでは良心がない」とかと並んでお気に入りです。あと、マリオがずっと山寺宏一だと思ってたら浜田賢二でした。

 まあ、そんなストーリーでキャラクターたちの戦いと成長、人類の種としての成長を描いていく、そう(幼年期の終り)ですね、はい。



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