Blog型メモ帳 Ver.2019.08.20

ダラダラとそこはかとなく。Webメモ帳。日記。内容無し駄文。Wired思考アーカイブ。(1999/1/7~)

かわさき 郡上おどり

かわさき 郡上おどり

○郡上のナー八幡 出ていく時は(ア ソンレンセ) 
  雨も降らぬに 袖しぼる
 (袖しぼるノー袖しぼる)アソンレンセ(雨も降らぬに袖しぼる) ※以下、唄ばやし、返し省略
○天のナーお月様 ツン丸こて丸て   丸て角のて そいよかろ
○郡上のナー殿様 自慢なものは   金の弩標(どひょう)に 七家老
○心中ナーしたげな 宗門橋(そうもんばし)で   小駄良(こだら)才平(さいべい)と 酒樽と
○金がナー出る出る 畑佐の山で  銀と鉛と 赤がねと
○向(むかい)ナー小駄良の 牛の子を見やれ 親が黒けりゃ 子も黒い
○唄もナー続くが 踊りも続く 月の明るい 夜も続く
○日照りナーしたとて 乙姫様の 滝の白糸 切れはせぬ
○郡上はナー馬どこ あの磨墨(するすみ)の 名馬出したも 気良(けら)の里
○泣いてナー分かれて 松原行けば 松の露やら 涙やら
○忘れナーまいぞえ 愛宕の桜 縁を結んだ 花じゃもの
○駒はナー売られて いななき交わす 土用七日の 毛附け市
○白いナー黒いで 自慢なものは おらが在所の 繭と炭
○東殿(とうど)ナー山から 覗いた月を 写す鏡は 吉田川
○雪のナー降る夜は 来ないでおくれ かくし切れない 下駄の跡
○咲いたナー桜に なぜ駒つなぐ 駒が勇めば 花が散る
○郡上のナー八幡 出ていく時は 三度見返(かや)す 枡形を
○天のナーお月様 かかぁ盗まれて 雲の間(あい)から かかぁかかぁと
○私ゃナー郡上の 山奥育ち 主と駒曳く 糸も引く
○嫁をナーおくれよ 戒仏(かいぶつ)薬師 小駄良三里に 無い嫁を
○思いナー出しては くれるか様も わしも忘れる ひまがない
○お国ナー自慢にゃ 肩身が広い 郡上踊りに 鮎の魚
○泣いてナー分かれて いつ逢いましょか 愛(いと)し貴方は 旅のかた
○安久田(あくだ)ナー蒟蒻(こんにゃく) 名皿部(なさらべ)牛蒡(ごんぼ) 五町大根(だいこ)に 小野茄子(なすび)
○今夜ナー逢いましょ 宮ケ瀬橋で 月の出る頃 上がる頃
○見たかナー聞いたか 阿弥陀ケ滝の 滝の高さと あの音を
○郡上にナー過ぎたは 長滝講堂 飛騨に過ぎたは 一の宮
○音頭ナー取る娘の 可愛い声で 月も踊りも 冴えてくる
○盆にゃナーおいでよ 愛(う)い孫連れて 郡上踊りも 見るように
○祭りナー見るなら 祖師野(そしの)の宮よ 人を見るなら 九頭の宮
○踊らナーまいかよ 祖師野の宮で 四本柱を 中にして
○宇山ナー通るとて 会笹(かいざき)見れば 森屋おりんが 化粧する
愛宕ナー三月 桜で曇る 曇る桜に 人が酔う
○散るとナー心に 合点はしても 花の色香に つい迷う
○鐘がナー鳴るのか 撞木が鳴るか 鐘と撞木と 合うて鳴る
愛宕ナー山から 吉田の流れ 眺め見飽かぬ 宮瀬橋
○西もナー東も 南もいらぬ わたしゃあなたの 北がよい
○別れナー別れて 歩いておれど いつか重なる 影法師
○花のナー愛宕に 秋葉の紅葉 月がのぞくか 吉田川
○わしがナー出しても 合わまいけれど 合わぬところは ごめなさりょ
○唄もナー続くが 踊りも続く 月の明るい 夜も続く
○娘ナー島田に 蝶々がとまる とまるはずだよ 花じゃもの
○歌いナーなされよ 向かいのお方 唄で御器量は 下がりゃせぬ
○唄でナー御器量が もしいち下がりゃ 時の相場を 上げて
○もはやナーかわさきゃ やめてもよかろ 天の川原は 西東