映画、レナードの朝の監督が亡くなられた。
映画レナードの朝は名作だ。
初めてみたのは10年以上前の深夜映画だったとおもう。何気なく深夜にテレビを見ていると映画がやっていた。見た目地味な映画でおっさんの医者(セイヤー)が眠り病患者にパーキンソン病の薬を投与したら覚醒した、その患者の一人のレナードのお話。レナードは長い眠りから目覚め、彼は短い青春を謳歌し、そして再び長い眠りにつく。そこで繰り広げられる人間ドラマがとても切なかった。長い眠りから目覚めたレナードの戸惑い、母親の愛、感動、恋愛、セイヤー医師の苦悩、そして絶望。そんな映画だった。100点。