Blog型メモ帳 Ver.2019.08.20

ダラダラとそこはかとなく。Webメモ帳。日記。内容無し駄文。Wired思考アーカイブ。(1999/1/7~)

DC-INのPCの電源破損について

DC-INで動作するパソコンにおいてその電源部分、もしくはマザーボードが故障する原因として考えられるのは以下の通り

①電源ラインを回り込み他のユニットで発生したノイズが回り込んでいる。サーボモーターなどノイズ源とは電源ラインを切り離す。ただ、これは設計においては基本的な考え方で、大体は隔離できている。しかし、モーター用の電源とPC用電源を並走させたり、GND経由でノイズが回り込んでいる可能性も捨てきれない。
ノイズ関連は難しく、オシロなどでの計測をしても検出が難しいことがある。電源系を完全隔離し、単独での試験をしてみるしかない。


②温度、湿度による故障。
 ファンレスPCなどでファンレスだからといって密閉空間に入れられていることがある。温度ログを取得するのが早いが難しい場合はSSDやHDD等のSMART値に温度管理項目があればそれを参照して大体の環境温度を推定できる。
 湿度も問題でチップなどが吸湿して壊れる、マイグレーションが発生するなど問題になりやすいらしい。

③振動、衝撃等による破損
 小刻みな振動や衝撃等が加わる環境ではいくらSSDなどを使用した駆動部のないPCでも推定MTBFが一番環境の良い場合に比べても四分の一程度になる場合があるらしい。