オンラインの羊たちって漫画知ったけどこれ面白い。1999年にネットで生きる中学生の物語なんだけど当時のネット環境が表現されていて懐かしい。この時代に設定したのはその前のパソコン通信時代はもっと敷居が高くなるからだろうか。それとも作者の実体験がその辺りなのかもしれない。99年辺りだと作中にあるようにWin98搭載のSOTECマシンとかも安価に手に入るようになって敷居が下がってきた頃だと思う。それでもネット使用率が国民の20%くらいか?個人サイトのBBS等で色々やり取りをし、その中でももっとアクティブな人間はオフ会に行ってたりする。そんな時代の漫画。
自分がネット始めたのは97年くらい?かな?学校の図書室でネット環境を借りて使ってた。今思うと公立校の少ない予算の中で電話代を出してもらっていたはずで、担当先生の「あーXX円もしてる」という声が聞こえたのが印象に残っている。でも、今考えれば電話代なんてリアルタイムで見れないからこちらへの牽制だったのだろうか。1999年だとこの頃はテレホタイムにネットしてたな。あと作中でモデムの音を表現しているのも懐かしい。作中は「ピポパ」とかあるのでプッシュ回線(トーン回線)だがウチはダイアル回線(PCからドゥルルル、ドゥル、ドゥルル、という表現の難しい音がした)だった。でも電話回線は遅い(数kbps位しか出ない)のでもっぱら大学のLANが早いので(数~数十Mbpsとか出てた)ノーパソでよくネットしてた。電話代かからないしね。友達はISDNとか使ってたな。それをハブで分岐してた。LANケーブルとバブを持ち歩いてたりもした。LANケーブルが入ったかばんを持ってお店の入口のセキュリティを通ると警報がなるんだよね。懐かしい。