Blog型メモ帳 Ver.2019.08.20

ダラダラとそこはかとなく。Webメモ帳。日記。内容無し駄文。Wired思考アーカイブ。(1999/1/7~)

BIOS/UEFIの起動とBIOSアップデート時のソフトウェア動作について

BIOS/UEFIの起動とBIOSアップデート時のソフトウェア動作について

BIOSはシステム起動時に自らをメインメモリ上にコピーしている。BIOSシャドウという。理由は低速なBIOS ROMから高速なメインメモリに自らをコピーしてアクセス速度を上げるため。

BIOSアップデートはメインメモリ上に展開しているBIOSが、古いBIOS-ROMを書き換える。よって、BIOSアップデート完了直後はBIOS-ROM>新しいBIOS,メインメモリ上>古いBIOSの状態である。よって、BIOSアップデート後はシステムの電源を一度落としたほうがいい。これにより、新しいBIOSをメインメモリ上にロードし直すことができる。ソフトウェアリセットのみだと、メインメモリ上のBIOSは更新されず、古いBIOSのまま起動してしまう可能性がある。

BIOSの設定を変えることについて
BIOSの設定を変更すると、その変更内容はCMOSに保存され、内容は電池により保持される。BIOS-ROMは起動時にデフォルトで起動し、変更分をCMOSから参照して起動する。

④RTC(時計)について
 BIOSは時計の時刻を参照して表示している。BIOSの中に時計があるわけではない。


おまけ

2003年に廃刊になっているので15年以上前の情報だが、古いPCの調査をするときには役に立ちそう。過去の遺物HPだが見てると楽しい。昔はこんなに国内にパソコンメーカーがあったんだなぁ・・・と

これだけは知っておきたい
コンピュータの基礎知識
TRY!PC編集部