ねとらぼを読んでいたら自分のアルバイトをしていた街の本屋さんが閉店してしまう事を題材にした漫画が紹介されていた。漫画は本人の体験を元に描かれている。本が好きで子供の頃からその本屋に通い大学生でアルバイトをしてそこで頑張っているのだが最後には閉店してしまう。そんなお話。たぶん作者にとってこの本屋は自分を形成する要素の一部だったのだろう。そんな心の拠り所が永遠に失われてしまって、そして自分の力ではどうにもできない不条理な現実がそこにはある。自分も本が好きで本屋に入り浸っていたからこの気持ちが少しは分かる。自分の場合は本屋とゲーム屋とゲームセンターが行動ルートに組み込まれていて大学生になるとパソコン屋が含まれるようになった感じ。思い出すと既に半分以上のお店は閉店してしまっている。すでに自分の人生の一部である本屋さん。それが無くなるのはやはり寂しいものだ。
とりあえず面白かった。
光進堂メランコリー①|美代マチ子|note(ノート)