テレビの近未来創世記 日本を救うヤバイ偉人で金子勇=サトシ・ナカモト説をやっていた。金子勇氏の名前を久々に聞いたと思ったらビットコインを作ったサトシ・ナカモト説というのがあるんだね。調べてみると
・Winnyと同じP2Pの技術で作られている（仕組みが似ていると思う）
・ビットコインはグループではなく個人で作っていたらしい（ビットコインのログから判断しているらしい）
・サトシ・ナカモトの保有する100万ビットコインが使用されていない
・金子勇氏が2013年に亡くなられているので表に出てこない。だから保有コインも使用されない
など状況証拠が結構あるらしい。面白い仮説だ。確かに開発者所有分のコインが全く使用されないのは不思議に思っていた。もしこれが本当ならば永遠に100万ビットコインは出てこないわけですごい話だ。今1ビットコイン500万だとして5兆円分となる。死んでもそのまま故人の構築したP2Pネットワークが動き続ける。中央サーバーではないシステムの凄い点で、ロマンがある話に思う。
しかし、金子勇氏が亡くなられたのは本当に残念な話だったとおもう。winnyは2002年か。出た当時分散ネットワークを実現した画期的システムで凄いのが現れたと思った。数年経つとP2Pを使用した仕事の話とかが何件かあったな。警察が金子氏を逮捕したのはなんの罪だよ、と思ったし案の定無罪になったわけだけど貴重な金子氏の時間を奪った事になったわけだ。しかし、これにより権力組織に不審を持った金子氏がビットコインを作ったとすれば逮捕がなければ作っていないかもしれないので皮肉なもんだな、と思う。
15年前のニュース記事もしっかり保存するitmediaは素晴らしい。20年以上前の記事も見つかるから役に立つのだが一企業だから記録を残す義務は無いのが不安。
