No.10
題名:青空少女隊
公開:1994-1996年
評価点:70/100
感想:戦闘機(T-4は練習機だけど)やコックピットの描き込みが凄い。キャラデザや街等の雰囲気が90年代のノスタルジー
航空機やコックピットなどの描き込みが凄い。陰影を用いた演出やキャラデザの濃さ(90年代風)などお金のかかっている?(原画マンのやる気?)OVAならではの作りが良かった。アナログコックピットっていいよね。F-35とか最新鋭旅客機のグラスコックピット化された液晶でのっぺりしたコックピットはコックピットって感じがしない。車だとテスラとかの中央に巨大な液晶が鎮座したあのデザイン嫌いです。ボタンとメーターおくれ。街とかの描き込みもなんかいいんだよね。セル画だからか?(NOIRやKey The Metal idol、serial experiments lainでもそう思った。今のアニメみたいにのっぺりしてなくて陰影が強調されている作風だから?)生活もアナログで通信手段もピンクの電話とランドマークでの待ち合わせ。もし、約束の時間に出会えなければ終了。不便ではあったがそれは今のスマホ当たり前の水準を基本として考えているだけであり、あの当時はそれが基本だった。それを今は窮屈な世界になったと考えるのは心が狭いか。そう考えると当時バイクや車にみんな金かけてたのも、今じゃスマホや電子ガジェットにお金かけているのと一緒か。若者のバイク、車離れじゃなくてお金かける対象が変わっただけ。90年代にお金持ってたら間違いなく車、バイク、パソコンにお金つぎ込んでたかな。アニメの感想じゃねーな。
あ、ストーリーの感想がないや。
すでに2話でみゆきもありさも拓也にメロメロで途中経過ゼロなのでもう何がなんやら。やってることもドタバタコメディでギャグマンガじゃなけりゃ接触事故で死んでる展開。温泉ギャグや大食いギャグなど基本に忠実。これはこれでそれなりに面白いのだが、せっかく航空自衛隊アニメなんだから、もう少し自衛隊の仕事に絡ませたストーリー展開はできなかったのだろうか。もう少し自衛隊スポ根というか真面目に女性アクロバットチームやってればもっと面白かった気がする。いや面白いかどうかというより、俺の期待に沿ってるかどうかだな。